静脈内鎮静法
全身麻酔とは異なり、お酒でいうほろ酔い加減の状態と同じように、とてもリラックスした状態で治療を受けることができる方法です。 全身状態や使用する薬の特徴に熟知している歯科麻酔専門医が、全身状態を管理しながら行っていますので、安全に治療を受けることができます。

鎮静法担当医 櫻井 誠
■経歴
1984年 東京歯科大学卒業
1989年 歯学博士(東京歯科大学歯科麻酔学)
1989年 神奈川県立こども医療センター
1990年 東京大学医学部付属病院分院麻酔部
1990年 日本歯科麻酔学会認定医
1991年 東京歯科大学講師
1999年 東京歯科大学非常勤講師
よくあるご質問
Index
- Q
- 静脈内鎮静法とは?
- Q
- 全身麻酔とは違うのでしょうか?
- Q
- 笑気吸入鎮静法とはどのように違うのでしょうか?
- Q
- どのような場合が鎮静法に適しているのでしょうか?
- Q
- 治療の前後はどんな感じでしょうか?
- Q
- 静脈内鎮静法とは?
- A
- 体の調子が気になる方や快適に治療を受けたいとお考えの方に抗不安薬などを用いた鎮静法による治療を実施しております。
ストレスがなくなり、ほとんどの場合痛みもなくいつの間にか治療が終わっていたという感じがします。
鎮静法には、
- 気分が落ち着く
- 痛みなど治療中のことをよく覚えていない
- 治療時間が短く感じられる
そして、精神的な緊張がやわらぐことで血圧や心拍数も安定します。
治療中の吐き気を抑えることも可能です。
- Q
- 全身麻酔とは違うのでしょうか?
- A
-
鎮静法 - 眠くなるが、意識はなくならない。
- 自分自身で普段と同様に呼吸ができる。
- 呼びかけや刺激に対して反応できる。
- 入院する必要がなく、手術当日に短時間で帰宅できる。
- 外来での無痛治療に最適。
全身麻酔 - 意識がなくなる。
- 人工呼吸が必要。
- 呼びかけや刺激に対して反応できない。
- 多くの場合入院が必要で、当日帰宅する場合にも時間がかかる。
- Q
- 笑気吸入鎮静法とはどのように違うのでしょうか?
- A
-
静脈内鎮静法 - 効果が確実で,すぐに効く
- 健忘効果が得られやすい
- 会話や口呼吸による鎮静度への影響がない
- 静脈が確保されているので緊急時に薬剤をすぐに入れられる
笑気吸入鎮静法 - 回復が早い
- 調節性がよい
- 痛みが鈍くなる
- 副作用がほとんどない
- Q
- どのような場合が鎮静法に適しているのでしょうか?
- A
-
- 痛みがなく、楽な気分で治療が受けたい方。
- 治療中に気分が悪くなったり、脳貧血様発作や過換気症候群と言われたことのある方。
- 高血圧症や心疾患など内科疾患があり、全身管理を要する方。
- インプラント手術や親知らずの抜歯のような、比較的長時間の治療を要する方。
- 嘔吐反射を気にしないで治療をお望みの方。
- 局所麻酔がよく効いて欲しいとお悩みの方。
- Q
- 治療の前後はどんな感じでしょうか?
- A
-
- 治療の2時間前までに食事をすませてください。糖尿病で服薬中の方は、必ず食事をとってください。
- 治療前には、術前検査として血圧、脈拍、心電図、酸素飽和度などのモニターをつけさせていただき、全身状態をチェックいたします。 その後点滴を行います。
- モニターは、安全のため治療後まで継続してつけさせていただきます。
- 治療後は、特別な処置はありません。すぐに、日常生活に戻れます。